跳 滝 [菱町5丁目]

  天正元年(1573)太田金山城主の由良成繁は、桐生城を攻略、落城させた。その折菱町から梅田側にやってきた追手に追われた桐生城主(親綱)の奥方、姫の一行は桐生川の奥に追いつめられ、神仏に祈りながら大滝を跳び越して逃れたという伝説から跳滝という地名が生れたという。寛政3年(1791)の古文書には、跳滝橋のことを「羽根滝高橋」とも書かれている。