灸点稲荷 [菱町3丁目]
宇都宮神社の裏側に鎮座する灸点稲荷は、約200年前から灸点が行われていたという。社殿の中にある本宮はヒノキ板葺で彫刻のある宮殿造りである。お堂にお籠りすると灸つぼが降りてきて病が癒えるという信仰が昭和の初めまであつて、霊験あらたかなお稲荷さんとして、近在からお参りする人が多かった。現在は小此木・和田・久保田の三家で、初午にちなみ3月の日曜日にお祭りをしている。