右決議案を別紙のとをり会議規則第13条の規定により提出いたします。
平成4年3月17日
提出者 桐生市議会議員 中村 清
賛成者 桐生市議会議員 峰岸邦武
同 鈴木輝且
同 大貫一雄
同 佐藤貞雄
同 下田文男
桐生市議会議長 宮本道徳様
平成四年三月 日
桐生市議会
地域に残された文化遺産の保存活用を重視した都市開発は、地域文化の向上発展のため、極めて意義深いことである。なかでも近代化遺産は、明治時代以降我が国の近代化を支えてきた産業・交通・土木などに関する建造物である。
本市にあっては、当然のことながら本市発展の基盤である織物産業と密着に関連のある近代化遺産が多い。しかし、近年、技術革新や産業構造の変革によって、これらの貴重な近代化産業が急速に失われようとしている。
本市議会は、今日の本市の繁栄を支えた先人の偉業を讃へ、これらの文化遺産を再評価し、保存活用をしながら新しいまちづくりを進めていく必要があると考える。
よって、ここに近代化遺産拠点都市を宣言する。
以上、決議する。