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この度、当美術館では、パイオニア椛n業者・松本望、千代夫妻が、会社を離れたあくまで生活の糧として個人蒐集してきた美術コレクション約 300点の殆どを、ご遺族よりご寄贈頂きました。これを記念した当展は、そのコレクションのお披露目と考察を兼ねて開催するものです。
特筆すべきものとして日本画では、今村紫紅と共闘していた時期に描かれた名品大作と呼べる速水御舟の《柿》、また川合玉堂《秋、茅刈》や上村松園《初雪》加山又造《凍林》などは、共に画家の最高潮期のものと言えます。
また洋画では、岸田劉生《縄跳びする子供》やオーギュスト・ルノアール《女》は珍品であり、更に国内作品中のトップと位置付けられるヘンリー・ムーア《膝から上のふたつの人体》等々、超一級品も含まれており、よい画商に恵まれていた事がうかがい知れます。
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