『絵』をみる心得


1.『絵』とは判るものでなく感ずるものです、音楽と同じです。 

 絵ハガキをみるよにザーとみては駄目です、何だか判らなくても何か感じたら、立ち止まってみて下さい。さもないと『絵』ではなく、よい景色や美人を描いた物しか気が付かず、美術館にお出でになったことの価値がありません。 

  
2.画家の有無名に関係なく、

 『絵』だけをみるように、知識は二の次です。特に絵の値段など考えたら、もう駄目です。 

  
3.皆さんの財産としての美術館です。 

 この美術館は博物館法に基づく公益法人ですので、『絵』は皆さんの財産で自分のものと思ってみて下さい。そうすると自然に愛情が生まれて、今までにみえないこと、感じないことが新しく生まれます。そして、出来る得る限り、何度もみることです。そうすることで、人と同じく時折会ってみたくなる『絵』が発見され、こうなるともう『絵画入門』卒業です。 

4.その結果『よい絵』とは何かが判り 、

 『心を打つ絵』がよいことに気が付き、それにより絵以外の人生の諸々にもそんな考え方が生まれ、あなたの人生が前進します。それが『文化』なのです。 

  
大川美術館 理事長兼館長 大川 栄二 


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