なぜ水車なのか2

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  桐生老人会連合会編集の『明日への遺産』(平成2年発行)によると、掲載されている織物関連の話の内、35%に水車についての記述がみられます。桐生市内いたるところに水路が引かれ、昭和初期まで水車が廻っていたようです。ある調査によれば、大正の頃には市内に600台以上の水車が廻ったいたと記録されています。
 
『あすへの遺産 明治・大正・昭和を語る 全3集』
(桐生市老人クラブ 連合会編)
○郷土桐生の先人たちの生活の知恵や、心意気を、そして生活感あふれる素朴な営みの中に、「確かに生きる力」を感じ    とっていただき、益々の発展の基としていただければ幸いです。
 (連合会長 田所 富士太郎氏)
 
○時の流れは私達の先輩や仲間が営々と築き上げた貴重な人間の歴史・足跡を無情にも埋没し、忘却の彼方へ追いやっていくように感じられます。私はこの文集が、次の世代を担う人達に広く読まれ、過ぎ し時代を知るよすがにしていただき、人の歴史の尊さと歴史をつくる大切さを知るためにも、参考にして下さるように念願するものです。
 (連合会理事 編集委員長 小林 政雄)
 
○この文集を読んだ人達が、この中から『語り草の種』を一つ一つ蒔いて下さるならば、この伝承はより広く、より深く、そしてより永く伝えられて行くことを信じて疑わない。
 (編集部長 横山 岩雄)
 
 以上のように、江戸時代後期から大正まで桐生の町は水車で溢れていたに違いありません。今回、水車とそれに関わる八丁撚糸に焦点をあて、桐生隆盛の歴史を辿り、21世紀の町『きりゅう』の将来を考えたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     明治の頃の新宿通り・上げ下げ方式の水車が並ぶ
亀田光三氏提供
 
 

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