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第三回 有鄰館芸術祭 有鄰館 おしゃべりな250歳 ユニークな蔵たちが会場となる有鄰館芸術祭も第三回目。今回は、有鄰館そのものの声を聞いてみようと思い立ちました。すると有鄰館のおしゃべりなこと!江戸前期からの歴史は、芸術祭スタッフに「時と場所」の魅力をいろいろ教えてくれたのです。はてさて、どんなしかけが体験できますでしょうか。あたなもいっしょに「時の声」をきいてみてくださいね。 ▲塩蔵 写真展『時の交差点』 その撮影年代はさまざま。約50年の間に撮られたものです。平均年齢20歳。なにげないフダンの表情の若者が会場をうめます。その20歳は、太平洋戦争に出兵する前夜の、1960年代のファッションをもとっての、茶パツで携帯電話片手の、それぞれのヒトミで私たちを見つめることでしょう。 ▲酒蔵 『時の証言』 1717年、桐生にて商売を始め、1749年、現在の地に居をかまえた商人がいます。その名を「近江屋・矢野久左衛門」250年近い歴史の中で実際に使用されてきた蔵たち、それが「有鄰館」なのです。今回は特別に16代目・矢野氏のご厚意を得て、矢野氏私物蔵が、今まで未公開だたその扉を開けました。そこに眠っていた品々を、柱うつくしき酒蔵の空間に展示します。 ▲味噌・醤油蔵 アート旅館『時の宿り場』 桐生は江戸時代にはすでに、商人の町であるのみならず、根本山信仰などで来訪者の途絶えることのなかった「旅人たちの町」でした。そこで今回は、味噌・醤油蔵を「宿場」に見立て、各地の地域芸術祭で活躍する方々に「客」になっていただきます。間仕切りは、桐生の糸と製糸のための簡単な道具だけ。ぜひ確かめに来てください。 ▲レンガ蔵 迷路『時の宮殿』 桐生で作られ布で巨大な「めいろ」を作りました。そこは、布越しの光と影のつくりだす不思議な世界。時間をテーマにしたこの芸術祭、この迷路ではぜひとも自分の特別な時間を作り出してみてください。ルールは簡単。迷えばいいのです。 ■アテフ・ハリム・ヴァイオリンコンサート 奇蹟の超絶演奏 有鄰館の場は250年前に「矢野」となりました。そのころ制作されたストラディバリウスがアテフさんの愛用するヴァイオリンです。マエストロの呼びさます「時の音色」をお楽しみください。 ■ショップ ショップでは銘酒「有鄰」などお楽しみいただけます。(午後5時まで) 第三回有鄰館芸術祭 |